ギックリ腰は冷やしたほうが治るという説は本当なのか?

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30代の女性患者さんが施術中に話してくださったことを
ご紹介します。

以前、
ギックリ腰で腰を痛め、
とある治療院へ行ったときのことです。

ギックリ腰(急性腰痛)と一口に言っても、
痛みの程度には人により大きな差があります。

この患者さんの場合、
動けないほどではなかったそうです。

初めて訪れたその治療院でまず処置されたのが

「患部(腰)を冷やすこと」

20分ほどアイシングされたそうな。

元々冷え性で冷えにはかなり敏感なこの患者さん。

その間ひたすら耐えていたらしいのです。

2回目の通院時、
さすがに

「寒いのがツライんですけど…」

と、そこの先生に伝えたようですが、

「炎症を抑えるから冷やさないとダメですよ」

と言われ、
再度冷やされる拷問(?)を味わったようです。

このあたりのやり取りは何となく分かる気がするのです。

患者さんはどうしても遠慮してしまいます。

専門家である先生が言うことですから。

結局、
この患者さん腰痛が改善するどころか、
寒さで体調を崩してしまい、
その院にはそれ以来行かなくなってしまいました。

私も今の仕事に就く前の一般企業でのサラリーマン時代、
椎間板ヘルニアを患っていた時に行った整骨院でギンギンに
冷やされたことがあります。

私はこの患者さんのように、
冷やされて体調を崩すことはありませんでした。

腰の状態が

「悪くはならなかった(もちろん良くもなっていません)」

だけです(笑)

ギックリ腰とはいえ、
腰痛に対するこのアイシング処置。

標準的な処置としては正しいのかもしれません。

同じ症状でも、

「冷やすべき」

という意見と

「温めた方が良い」

とする判断。

治療家の中でも正反対の見解になることがあります。

専門家でも意見が分かれるとなると、
そうでないあなたは混乱してしまうかもしれませんね。

ここまで読んで下されば、
私が

『温める派』

ということは火を見るより明らかですよね。

私は今まででも施術で

「冷やすこと」

はほとんど行ってきませんでした。

温める派の私からあなたに言えることは、

「温めて痛みが強くなる場合は温めないでください」

だからと言って

「冷やす」

方が良いかといえば…。

臨床の現場でも、
実際にやってみないと分からないことがあるものなのです。

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店舗情報

店舗名

ほさき整骨院

代表

穂崎 賢一郎(ほさき けんいちろう)

住所

〒655-0873
兵庫県神戸市垂水区青山台4丁目8-18森ビル1階
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営業時間

9:00~19:00
詳細はこちら

休診日

不定休

アクセス

JR・山陽電鉄垂水駅から山陽バス23系統「美山台」バス停からすぐ

TEL

078-752-3310
施術中はお電話に出られません。
留守番電話に「お名前」「お電話番号」をお残しください。
こちらから折り返しご連絡させていただきます。

営業時間

ほさき整骨院は 「 完全予約制 」 です。

時間
09:00〜19:00

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