風邪
2017年12月29日
今回は風邪を引いた時に、
私の経験でもっとも効果のある対処法を
それぞれの症状に分けて紹介していきますね。
1.内臓系(下痢や嘔吐)
風邪にかかるのは疲労の蓄積からです。
当然内臓が疲れている場合もあります。
下痢や嘔吐の症状が出た場合、
私が行うことは
『絶食』
これだけです。
下痢や嘔吐は内臓が疲れ切っているから、
「これ以上は食べ物を処理できないから入れないでっ!」
という内臓からの合図だと捉えています。
その疲れを癒してあげようとすれば、
休めてあげるのが一番です。
つまり、
内臓への負担を減らしてあげることが、
食べないという選択に繋がるわけです。
但し、
水分補給はしっかりと行います。
水分は水かお茶です。
2.発熱
熱が出た時の入浴には賛否両論ありますが、
私は入ります。
ただ普段とは違う入り方というのがポイントです。
そのポイントとは、
・長湯しない → 体力の消耗を防ぐ
・体は洗わない → 体を冷やさないようにする
ことです。
つまり、
適度な時間湯船に浸かることだけを行います。
適度な時間とはジワッと汗ばんでくる程度と考えてください。
そして、
口に適量の水を含み浴槽に入ります。
口の中の水がドロドロになってきたら、
吐き出してください。
お風呂から上がってすぐに着衣しコップ一杯の水を飲みます。
入浴後にも汗が引かず、
着ているものが汗で濡れてしまった時はすぐに着替えてくださいね。
そのままにしておくと体が冷えてしまいますから。
汗が出なくなり落ち着いたらすぐに布団に入ります。
発熱していても、
足先は冷えているはずです。
決して寝る時にも布団から足をが出たりして、
冷やさないよう注意します。
3.咳やのどの痛み
はちみつと大根を使います。
タッパや器に輪切りにした大根を入れ、
たっぷりのはちみつをかけます。
しばらくそのままにしておくと
大根から出てきた水分とはちみつが混ざり合った
エキスがうわ澄み液のように溜まっていきます。
その液体を原液のまま、
またはお湯で割ったりして飲みます。
私は最近は使ってませんが、
『大根湯』
も風邪の諸症状に効果があるといわれていますよ。
参考にしてくださいね。
ほさき整骨院
2017年12月28日
ほさき整骨院では2回目以降来院の患者さまに、
施術に入る前に必ずお聞きすることがあります。
それは、
①前回来院時からの体の変化
②今現在の体の状態
の2点です。
②をお聞きした際、
患者さんが堰(せき)を切ったように、
悪い部分を言ってくるという時は、
その患者さんはまだ回復していない。
反対に、
患者さんがしばらく考えてからでないと、
その時の症状が言えない時はかなり回復している
と言うことができます。
痛みが強い時期が長く続くと、
その患者さんは
『痛みに支配されている』
と言っても過言ではないでしょう。
患者さん < 痛み
で、
完全に痛みに軍配が上がる図式なのですね。
こういった場合はこちらから聞くまでもなく、
患者さんはどこがどれほど痛いかをしっかりと話してくれます。
ところが症状が改善していくに従って、
患者さんの口数も減っていくのです。
患者さん本人は気付いていないのですが、
その変化は施術者側は良く分かります。
で、
回復過程の時期にいる患者さんに、
「最初の頃、痛みのことを色々と言ってましたよね?」
と私が申し上げると、
「そう言えばそうですね」
と患者さんは気付いてくれます。
痛みに支配され、
特にその痛みが強い期間が長ければ長いほど、
患者さんとしては日増しに良くなっていく実感がないのですね。
つまり、
「痛い」
ことが脳裏から離れず、
実際は少しずつでも良くなっていたとしても、
それを感じる余裕すらないのです。
あなたは痛みに支配されていませんか?
今も続くその痛み、
数ヶ月前と比べてみてください。
・痛む範囲が狭くなっていたり、
・痛みの強さが弱くなっていたり、
・痛みの出る頻度が少なくなっていたり、
しませんか?
それはあなたの体が治そうと頑張ってくれているのですよ。
あなたの体の治癒力を信じてあげてください。
「まだ痛い」
と思うより、
「前より痛みがマシになっている!」
と前向きに考えるほうが、痛みに支配されずにすみますよ。
ほさき整骨院
2017年12月27日
30代の産後骨盤矯正の患者さんの初診時のことです。
ご主人さんのお仕事の関係で、
昨年神戸に引っ越してきたばかり。
実家も遠く、
頼れる人が近くにいないので、
二人の子供さんを育てることで、
毎日頑張っているようなのですが…
頑張りも過ぎると、
体の痛みや不調となって表れてくるものです。
この患者さんには、
それが右股関節と右膝に出てきたようです。
患者さんご本人に自覚はないようですが、
腰の状態もよろしくないのです。
肩こりは仕事をしていた時からずっとあったとも仰っています。
要は体がボロボロに近い状態なのです。
程度の差はあれ、
小さい子供さんを育児中のお母さんのお体は、
お世辞にも健康とは言えません。
話は変わりますが、
この女性患者さんが施術中に急に思い出したかのように、
「そういえば地元にいた時、
一回整骨院に行ったことがあります」
と教えてくれました。
私「そこではどんな治療をされました?」
患「体中をボキボキされて、痛くて怖くて…」
私「…」
患「それで体が固まってしまって治療中に体が冷えていったんです。
その時、先生から『普通は体が温かくなるんだけどねぇ』と言われました。」
私「それでよくまた整骨院に行こうと思いましたね?」
患「昔のことなんで、すっかり忘れてしまってて。
予約してから、『しまった!』とは思ったんですが」
私「(再び)…」
ほさき整骨院でもボキボキする手技を使うことはあります。
但し、
それは患者さんに了解を取ってからです。
あなたがボキボキする治療が怖いのでれば、
整骨院では必ず治療家へそのことを伝えてくださいね。
そうしないと、
治療家本位で施術が進められて急に
「ボキッボキッ」
とやられてしまうかもしれませんよ(笑)
えっ!?
私がこの患者さんにボキボキする施術をしたのかですって?
もちろん!してないです(笑)
ボキボキするだけが治療ではありません。
ボキボキの他にも方法はあるのですから。
この患者さんが帰り際、
「体が温かくなってる!」
と言ってたことが印象的です。
どうかこの患者さんが整骨院を嫌いになりませんように。